区画整理とは
土地区画整理事業について
土地区画整理事業は減歩による保留地売却益を主な事業費として、道路、下水道(雨水、汚水)、公園などの公共施設の整備を行い、利用価値の高い街並みを形成します。
土地区画整理事業前後の様子(他地区の例)
土地区画整理事業は、所有権を再配置し、道路、下水道、公園などの公共用地を整備するための「換地」という仕組みと、道路、下水道、公園などの公共用地を生み出すために必要な土地や、事業資金の一「減歩」という仕組みから成り立っています。
メリット、デメリットについて
メリット |
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デメリット |
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減歩負担ついて
下の2つの減歩負担が生じます。
- 道路、公園などの公共施設用地を生み出すために必要な土地に充てられる「公共減歩」
- 事業資金の一部に充てる売却用地を生み出すための「保留地減歩」
「減歩」は、事業後に「換地」される土地の資産価値の上昇(前面道路幅員・区画形状・利便性など)に比例して、地権者全員が平等の負担割合になるように決めていくことが前提
たとえば事業前のAさんの土地「1000㎡」が道路や公園などの土地や、事業資金の一部に充てる売却用地のために「600㎡」に減少すること。
※上記は、実際の減歩率とは異なります。
減歩は事業計画において“平均減歩率○○%”と表現されますが、この数字はあくまで平均であり、個々の減歩率は所有地によって大きく変わるのが一般的です。
例えば・・・